生活・環境・使い方に合わせた畳をご提案!

FAQよくある質問

1. 畳は何から出来ていますか?

1. 畳表(ござ)

ござど呼ばれることが多いです。
畳表は、いぐさという草を刈り取り、織り込んだものです。畳表は、農家の方が作っています。
畳表の品質によって値段が変わり、安いものから高価なものまで様々な種類があります。

2. 畳床

畳床というのは、畳の土台のようなもので、部屋の寸法に合わせて切断、その上から畳表を縫い付けて畳を作ります。
畳床にもいろいろな種類があり、主に...

  • ワラ床・・・ワラを何層にも重ね合わせたもの。畳ならではの感触や味わい、吸放湿性・耐久力・復元力という点で一番優れています。
  • ワラサンド・・・ワラの間にポリスチレンフォーム(発泡スチロール)、インシュレーションボード等を挟み込んだものです。
  • 建材床・・・ワラを一切使用せずにポリスチレンフォームやインシュレーションボードを使用したもの。ダニ・カビが繁殖しにくく、断熱性・防音性・耐久性に優れているといったものを使用しています。

3. ヘリ

畳の端に付けてあるものです。黒色のヘリや茶色のヘリが以前は主流でしたが、今では黒や茶色の他にも柄や色など豊富になり、柄のある縁を選ぶ方が増えています。
柄といってもシックなものからキャラクターや文字が入っているものまで豊富にあります。 自分の家のイメージにあわせて選ぶこともできます。
ほとんどヘリによって料金が変化することはありませんが、中には特殊な縁もあり(高級縁など)、そちらの縁をご希望される場合はオプションになるため追加料金が発生いたします。

2. 畳替えの目安を押して下さい。

お部屋の状況によって異なりますが、目安としては...

1~3年 ひっくり返し

新しい畳にしてから1~2年経つと日焼け・痛みが目だってきますので、今まで使っていた畳表を裏返して張り替えます。
状態等の条件もあるため必ずできる訳ではありません。

3~5年 ⇒ 表替え

畳床はそのまま使い、新しい畳表に張り替えます

15年前後 ⇒ 新畳替え

全ての材料を新しくそろえて作ります。畳に弾力がなくなったり、凸凹や大きな隙間ができるようになったら畳床も含めて新品に替える必要があります。

3. どのくらい日にちがかかりますか?

枚数にもよりますが、基本的に一日で終わります。(朝引き取り、夕方納品)

4. 部屋に家具や荷物がありますが、どうしたらいいですか?

当店が責任をもって荷物の移動を行います。(無料)
その際は2~4名で伺わせていただきます。

5. 畳のお手入れ方法は?

  • 掃除機をかけ、乾いた雑巾でカラ拭きをしてください。
    (ぬれ雑巾で拭くと畳の光沢がなくなりますし、余分な水分はカビの原因にもなります)
  • 直射日光は畳表の変色をまねき、痛みを早めますからできるだけ避けることをオススメします。
  • 畳の上にはなるべく絨毯などを敷かないでください。畳の呼吸を妨げ、カビ・虫などが発生する原因となります。
  • 裏返しは早目がコツです。2~3年で行い、表替えは4~5年でお手入れする事をオススメします。
  • ピアノや机のような足のある重いものは直におかないこと。
  • できれば年2回ほど日干しすると良いでしょう。

6. ダニの発生の原因は?

  • 掃除をマメにしない。
  • 畳の上に絨毯やカーペットを敷く。
  • 窓を密閉し室内に風を入れない。
  • 水分を多く含んだ雑巾で拭き掃除をする。
  • 加湿器の過剰使用をする。
  • 室内で犬・猫・小鳥等のペットを飼う。
  • 室内に盆栽・植木鉢を置く。
  • 洗濯物を室内に干す。
  • 壁際に家具類を敷き詰める。

このようなことが原因として挙げられます。

7. 畳にカビが生える原因と生える前の対処法は?

  • 湿度60%・気温20℃以上の条件になると発生しやすくなります。湿度が高くても気温が低ければカビは生えません。またその逆でも同様です。
  • 畳表の芯は海綿状になっていて湿気を吸収する構造になっています。そのために肌触りがよくサラリとしていて気持ちが良いわけです。
    しかし、吸収力にも限界があるため、それを超えてしまうとカビが発生する原因となります。
  • 畳表は天然い草です。青いのは「生」だからです。野菜などと同じように「生もの」ですので保存状態が悪ければカビが発生しやすくなります。
  • 昨今の住宅は、昔と比べると気密性が非常に高くなっています。このため、室内に湿気がこもりやすく、畳への吸湿負担が多くなりすぎて、カビの発生率が高くなってしまいます。

カビが生えてしまう前の対処法

換気をしましょう。またベタベタしたりムシムシするような日は外からの湿気が入ってきてしまうため、あまり風を室内に取り入れない方がカビの発生を抑えられます。
その場合はエアコンや除湿機を使い湿度を調整しましょう。

8. 畳にカビが生えてしまった時の対処法は?

乾いたブラシやタワシで畳の目に沿って擦り、カビを浮き上がらせてから掃除機で吸い取ります。

次に消毒用アルコール(エタノール)に浸した雑巾で畳の目に沿って拭いてください。
※火気には十分ご注意ください

最後に畳の水分を十分に乾燥させてください。 畳の乾燥には除湿機の使用をオススメ致します。
湿度70%に8時間で約4リットルの水分が除去できます。
また、畳のカビは人間に害はありませんが、カビを餌にチャタテ虫が寄って来ることがあります。

9. シミ抜き方法は?

畳は濡らしてそのままにしておくと黒ズミが出てきてしまいます。
それぞれのよごれを処置したあとはしっかりと乾かしましょう。

ジュースやお茶などの飲料

すぐにタオルやペーパー等で吸い取り、食塩をかけます。
食塩が湿ってきたら、歯ブラシ等で畳の目に沿ってこすり掃除機をかけてください。
色が染みている時は、漂白剤をつけてこすり、硬く絞った布で拭き取ります。
その後、水拭き、乾拭きを十分に行ってください。

灯油、赤ちゃんのおしっこ

塩・小麦粉・パウダーのいずれかを直にふりかけ、水分を十分に吸い取らせてから掃除機をかけます。 その後、お湯で濡らした雑巾を固く絞り、よく拭いて更に乾拭きをしてよく乾かします。

インク

牛乳を湿らせて拭き取るか、レモンで湿らせた後、塩素酸ソーダを10倍に薄めた物で拭いてください。

醤油やソース

染みこまないように小麦粉やベビーパウダーなどをすぐに振りかけ、水分を吸い取らせます。 その後、あら塩をふりかけ叩いて畳の目からパウダーを浮き出させ、掃除機をかけてください。

クレヨン

乾いた雑巾にクリームクレンザーを少量付け、ふき取ります。

油性フェルトペン

マニキュアの除光液で拭き取ります。

ガム

シンナーかベンジンでふき取ります。
畳の目に詰まっているときは、布の上からアイロンを当てて、浮かして取り除きます。